「ギックリ腰」と冷えの関係〜腎を守る秋の養生〜
どうして秋〜冬にかけてギックリ腰が増えるの?
中医学では、**「寒さ」や「湿気」**が、体の「氣」と「血」の流れを妨げると考えます。
氣温が下がるこの季節、冷えが腰や下半身に入り込み、
筋肉や経絡(氣の通り道)がギュッと縮んでしまうと、
ちょっとした動作で「ピキッ ⚡」と痛みが出やすくなります。
「冷え」と「腎」はどんな関係?
腎は中医学でいう「生命エネルギーの貯蔵庫」。
冷えは腎を弱らせ、
- 腰の痛みやだるさ
- 足腰の冷え
- 疲れやすさ
- 夜のトイレが増える
などにつながります。
つまり、「ギックリ腰」は腎の冷えのサインでもあるのです。
おすすめの漢方アプローチ
※体質や症状により異なるため、実際は専門家の相談が大切です
🟤【寒湿(かんしつ)タイプ】
冷え+湿気で重だるく痛むタイプ
→ 「温経」「祛湿」(けしつ:湿を追い出す)アプローチ
•おすすめ処方例:独活寄生湯(どっかつきせいとう)
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
•サポート食品例:黒豆茶、しょうが、ネギ、生姜湯
🔴【瘀血(おけつ)タイプ】
刺すような強い痛み・動かすと悪化するタイプ
→ 「活血化瘀」(血の滞りを流す)アプローチ
•おすすめ処方例:疎経活血湯(そけいかっけつとう)
桃紅四物湯(とうこうしもつとう)
•サポート食品例:黒酢、シナモン、黒ごま、玉ねぎ
🟢【腎虚(じんきょ)タイプ】
慢性腰痛・冷え・疲労・足腰のだるさ
→ 「補腎・温陽」(腎のエネルギーを補い温める)アプローチ
•おすすめ処方例:八味地黄丸(はちみじおうがん)
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
•サポート食品例:なつめ、黒きくらげ、山芋、くるみ
日常生活で氣をつけたいこと
① 腰とお腹を冷やさない
腹巻き・カイロ・湯たんぽで「腎」を守りましょう。
② 温かい飲み物を習慣に
白湯・生姜湯・黒豆茶で内側から温める。冷たい飲み物は控えめに。
③ 睡眠で「腎の氣」を養う
夜更かしは腎を消耗。できれば23時までに就寝を。
④ 適度に動かして「氣血」を巡らせる
長時間同じ姿勢は氣の滞りのもと。軽いストレッチをこまめに。
まとめ
この季節、冷えと腎の弱りがギックリ腰を招きやすい時期です。
「氣」を養い、「腎」を温めることが再発予防のカギ。
👉体質に合わせた漢方で、
**“腰から整う温かなからだ”**を目指しましょう!
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氣になる症状や日常の不安があれば、どうぞお氣軽にご相談ください。
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