季節の変わり目に痛みが悪化する理由

【桂枝加朮附湯】
冷えによる痛み・三叉神経痛・帯状疱疹後神経痛に
〜季節の変わり目に痛みが悪化する理由と、中医学的ケア〜

「朝晩冷えると痛みが強くなる…」
「三叉神経痛がピリッと走る」
「帯状疱疹の後遺症の痛みが冬になるとつらい」

急に気温が下がるこの時期、
【痛み】の相談が増えてきています。

特に今の季節(晩秋〜冬)は、
冷え(寒邪 かんじゃ) が体に入り込みやすく、
【神経痛】が悪化しやすいタイミング。

そんな “冷えによる痛み” に昔から応用されてきたのが
【桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)】 です!

【どんなタイプの痛みに向いている?】

【桂枝加朮附湯】は、
簡単にいうと 「【冷え】や【湿気】で痛みが強まるタイプ」 に使われます。

▶︎該当しやすい体質・症状
☑︎寒いと痛みが悪化する
☑︎氣温差で痛みが増える
☑︎体が冷えやすい(特に手足)
☑︎雨・寒冷前線で痛みが強まる
☑︎痛む部位が “重だるい” 感覚がある
☑︎三叉神経痛が冷風で誘発されやすい
☑︎帯状疱疹後神経痛(PHN)が冬に悪化

これらは中医学では
「【寒】【湿】の邪気による経絡の阻滞(そたい)」
冷え+湿気で氣血の流れが滞り、痛みが悪化するということです。

【中医学的な働き】
【桂枝加朮附湯】のポイントは3つ

① 温めて血行を促す(温経散寒)
桂枝・附子(ぶし)が
冷えて固まった血流をゆるめ、痛みの根本にアプローチ。

② 湿気を取り、重だるさを軽減(祛湿)
朮(じゅつ)が
「重く、鈍い痛み」をやわらげる働き。

③ 冷えによる神経の過敏反応を落ち着ける
寒邪で過緊張した神経の働きを整え、
ビリッと走るような痛みにもとても良く効くケースも。

【三叉神経痛への応用】
三叉神経痛の多くは
冷風や急な温度変化で誘発されやすいのが特徴。
☑︎冷たい風に当たる → ピリッ🌀
☑︎顔が冷える → 電気が走るような痛み⚡️
このような方にも、
体表の氣血の巡りを温める【桂枝加朮附湯】が合うことがあります。

特に 「冷え+神経痛」タイプ にマッチしやすい処方です。

【帯状疱疹後神経痛(PHN)に使われる理由】
帯状疱疹後神経痛は、
☑︎氣温が下がる
☑︎血流が落ちる
☑︎皮膚の冷え

で痛みが増悪するケースが多いです。

これはまさに
寒邪が経絡をふさぎ、神経が敏感になる典型例。

帯状疱疹後のビリビリした痛みが、
冷えると増悪する人には、
温める作用のある桂枝加朮附湯が体質的に合うことがあります。

【今の季節に悪化しやすい理由】

晩秋〜冬は
☑︎朝晩の氣温差
☑︎冷えと湿気の重なり
☑︎環境ストレス(寒冷刺激)
☑︎血流低下

が重なる時期。

中医学的には
「寒湿の邪が体表に侵入しやすい季節」
=痛みがぶり返しやすい

特に三叉神経・帯状疱疹後神経痛は
冷えの影響を受けやすく、悪化しやすくなります。

【まとめ】

「冷え」が原因で痛みが悪化する方には、
【桂枝加朮附湯】は古くから使われてきた代表的な温めの処方。
☑︎三叉神経痛
☑︎帯状疱疹後神経痛
☑︎冷えで悪化する関節痛・筋肉痛
☑︎季節の変わり目の“重だるい痛み”

などに、体質に合わせて応用されます。

「冬になると痛みがつらい」
「冷えと痛みがセットでやってくる」
という方が毎年増える時期。

痛みの背景には
冷え(寒邪)・湿気・氣血の滞り が関係していることが多く、
体質に合った漢方で改善が期待できるケースもあります。

漢方薬はすぐに効かないんでしょ!?
と思っている方も多いですが、
【痛み】などを長らく放置orあちこちの病院で色々なクスリを飲み過ぎ
▶︎そういった方は確かに漢方薬飲み始めてもすぐに効果が実感できない方もいらっしゃいます・・・

しかし、
その方の症状にピッタリと合う漢方薬を選んであげられれば、
たいていの方が翌日には「何か違う」と実感して頂けるケースがほとんど。

少しでも氣になったらお早めの漢方相談にお越しください!
https://farmacy-miraido.co.jp/kanpou-flow/

オンラインでも受け付けております!
https://farmacy-miraido.co.jp/online/

コメント