——3大合併症と中医学的ケア——
糖尿病は初期の段階では自覚症状が乏しいため、
「氣づいた時には進行していた」というケースも少なくありません。
特に注意したいのが、糖尿病の3大合併症として知られる 「し・め・じ」
• し:神経障害(しんけい)
• め:網膜症(め)
• じ:腎症(じんしょう)
最悪の場合、
それぞれが 足の切断・失明・人工透析 へと進んでしまうことがあります。
今回は、この3つを中医学の観点も交えて分かりやすく解説していきます。

❶【し】神経障害
▶どんな症状?
手足のしびれ・灼熱感・感覚の鈍さが現れ、
進行すると、、、、、
足の潰瘍 → 壊疽(えそ) → 切断
など重大な事態につながることもあります。
▶中医学での原因
中医学では
• 血(けつ)の巡りの悪さ=瘀血(おけつ)
• 氣血が十分に届かない=氣虚(ききょ)
• 冷えによる経絡の滞り
が組み合わさって起こると考えます。
▶ケアのポイント
• 足を常に温め、血の巡りを良くする
• 魚介・黒きくらげ・なつめなど“血を養う食材”を取り入れる
• 15〜20分の散歩で下半身の氣血巡りを改善
▶おすすめ漢方
• 当帰芍薬散(血流改善・冷えタイプ)
• 疎経活血湯(痛み・しびれ・瘀血が強いタイプ)
など

❷【め】網膜症
▶どんな症状?
視界がかすむ・ゆがむ・飛蚊症様の症状などが現れ、
進行すると、、、、、
最悪失明 に至ります。
「見えにくい=重大なサイン」です!
▶中医学での原因
目は「肝の窓」とも呼ばれ、
• 肝血不足
• 瘀血(血流の停滞)
• 熱がこもりやすい体質(肝火上炎)
が絡むと視力トラブルが出やすくなります。
▶ケアのポイント
• 夜更かしは絶対にNG(肝血を大きく消耗)
• 目を酷使するPC・スマホは1時間ごとに休憩
• くこの実・ほうれん草・黒ごまなど“肝と目を養う食材”を意識
▶おすすめ漢方
• 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)(目の疲れ・かすみ・乾燥に)
• 当帰飲子(血虚+皮膚トラブルもある人向け)
など

❸【じ】腎症
▶どんな症状?
尿タンパク・むくみ・倦怠感から始まり、進行すると、、、、、
腎不全 → 週3回・1回4〜5時間の人工透析 が必要となります。
生活の自由度が大きく制限されてしまう、非常に深刻な状態です。
▶中医学での原因
“腎”は生命エネルギーの根本
糖尿病が長期化すると
• 腎陰虚(じんいんきょ):体の潤い不足
• 腎気虚(じんききょ):生命力・気力の低下
• 瘀血(血流の停滞)
が組み合わさり、腎の働きが大きく弱ってしまいます。
▶ケアのポイント
• 夜更かし・過労・慢性ストレスを控える(腎精を消耗)
• 黒豆・黒ごま・山芋・くるみなど“腎を養う食材”を増やす
• 足腰を冷やさない(腎の弱りを加速)
▶おすすめ漢方
• 六味地黄丸(腎陰を補う基本の処方)
• 八味地黄丸(冷え+排尿トラブルがあるタイプ)
など
中医学で重要なのは「進ませないこと」
“し・め・じ” の三大合併症は、
早期ケアと体質改善で大きくリスクを下げることができます。
中医学では、
• 氣虚
• 陰虚
• 瘀血
• 痰湿
など、体質の偏りが積み重なって糖尿病を悪化させると考えるため、
初期〜中期の段階で 「バランスを整える」 ことが最も重要です。
ファーマシー未来堂では
食事・生活習慣・漢方の組み合わせで
お一人おひとりの体質に合わせた改善をご提案しています!
まとめ
• し:神経障害 → 最悪、足の壊疽・切断
• め:網膜症 → 最悪、失明
• じ:腎症 → 最悪、人工透析(週3回・4〜5時間)
重症化のサインは、日常の小さな変化に現れます。
「なんとなくおかしい…」と感じたら、放置せずに体質チェックを☑
早い段階でケアすることで、未来の健康は大きく守ることができます。
お氣軽に漢方相談へお越しください
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