「子どもの“おねしょ”がなかなか治らなくて心配です…」

子供のおねしょ コラム


お子さんの“おねしょ”のご相談、実は漢方相談でもよく寄せられるテーマです。
成長とともに自然に治ることも多いですが、体質や生活習慣によっては長引くこともあります。


今回は、中医学的な考え方とケアのヒントをご紹介します。


そもそも“おねしょ”はなぜ起こる?
中医学では、おねしょの背景を大きく3つのタイプに分けて考えます。


1.腎のはたらきが弱いタイプ
「おしっこを溜めておく力」が不足している状態。
成長や発達と関わりが深い「腎」の力が弱いと起こりやすくなります。


2.脾胃(消化器)が弱いタイプ
食べ物や水分を処理する力が弱いため、余分な水が下にたまりやすくなります。
その結果、夜間の排尿コントロールがうまくいかなくなります。


3.心(こころ)のバランスが乱れているタイプ
ストレスや緊張、不安などで眠りが浅くなり、夜中に膀胱のコントロールが効かなくなることがあります。


漢方的アプローチ
それぞれのタイプに合わせて、体質を整える漢方薬が用いられることがあります。
1.腎を補う:六味地黄丸(ろくみじおうがん)
2.脾胃を整える:補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
3.心を落ち着ける:帰脾湯(きひとう)
など
(※実際の処方は体質や症状によって異なります。必ず専門家にご相談ください)


ご家庭でできる生活の工夫
漢方だけでなく、生活習慣の見直しも大切です。
☑︎ 寝る前の水分は控えめに
☑︎ 冷たい飲み物より常温や温かいものを選ぶ
☑︎ ストレスや緊張を和らげる工夫(リラックスタイムや安心できる環境づくり)
ちょっとした工夫でお子さんも安心して眠れる環境を整えてあげられます。


まとめ
“おねしょ”の相談は特に問題ないケースがほとんどなのですが、
修学旅行のタイミングやお友達のお家へお泊まりに行けないなどの理由からご相談を頂くことが多く、漢方薬でサポートをして改善されるケースもございます。
(※生活環境の変化や心理的な要因、季節的な要因など複合的に問題が重なると漢方薬だけでは難しいケースもございます)


“おねしょ”は成長とともに自然に治ることも多いですが、体質に合ったケアをしてあげるとより安心です。
「なかなか治らなくて不安…」と感じるときは、ぜひご相談ください。


お子さんとご家族が安心して毎日を過ごせるように、漢方の力でやさしく寄り添いサポートいたします。


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当店では、お子さまの“おねしょ”をはじめ、
体質に合わせたオーダーメイドの漢方相談を行っています。
氣になる症状や日常の不安があれば、どうぞお氣軽にご相談ください。


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